ヨットレースとは活動報告現役紹介戦歴卒業生の進路トピックス

■ ヨットが動く理由
 ヨットは帆を張り、風を受けて走るマリンスポーツです。みんなはよくボートとヨットを勘違いされますが、ヨットはボートのようにこぎません。つまり、ヨットは人の 力ではなく、風の力で進むのです。それでは、少し説明したいと思います。ヨットは 先程も述べたとおり、「風」で進むのです。このヨットの原動力である風の力を帆 (セール)で、推進力に変えることにより進む事が出来ます。後ろから風を受ける場 合はヨットも水面に浮かんだ木の葉も同じように風下に進みます。では、なぜ風上に 進む事が出来るのでしょうか?そこで例えを一つ挙げていうと、傘をさしていると、 急にフワッと上へ持ち上がる事があります。これを揚力といい、飛行機が空を飛べる のも、ヨットが風上に進めるのも、この揚力のおかげなのです。興味のある方は、実 際にヨットに乗り感じて欲しいと思うので、一度足を運んでください。


■ ヨットレースについて
 ヨットレースとは、あらかじめ設置されたブイ(浮力体)を決められた順番で回り、 その着順で競うものです。また、これを5〜10レース行い、合計点数が少ない者か ら順位が決まっていきます。ではなぜ差が出るのかと言うと、個人のボートスピード はもちろんのこと、ヨットは強い風を受ければ速く走れるのですから風を読む力や他 艇とのかけひきも深く影響してきます。大学では個人戦と団体戦があり、個人では1 艇、団体では3艇の合計点数で競われます。通常、1レース30〜100艇で争われ ますが、定期戦などの対抗戦ではマッチレースとなり3対3の6艇で争われます。


470とは

 470級(ヨンナナマル級と読みます。英語だとフォーセブンティ・クラスです)は、1963年、アンドレ・コルヌ氏(Andre Cornu:フランス)が設計した2人乗りの競技用ディンギー(小さなヨット)で、全長が470cmであることからこの名前が付けられました。
 トラピーズあり、スピンあり、クルーワークが重要です。
 この470級はスキッパーは60キロ前後、クルーも65−75キロ、合計体重は130kg前後くらいが適当とされています。
 体力よりもテクニックが重要であることから、日本を含めて世界中に普及し、1976年のモントリオール五輪からオリンピックに採用されました。1988年のソウルからは男女別のクラスになりました。
 また、オリンピックや世界選手権といったレベルの高いレースだけでなく、初心者も安全で楽しく乗れるディンギーです。
 欧米に比べて小柄な日本人に適した大きさのボートということで、初回のモントリオール五輪から日本が力を入れてきたクラスで、国内では国体の成年男子、実業団、学生選手権などに使われており、レース活動が大変盛んです。
 その底辺の広さが、1979年の甲斐・小宮組、89年の堤・堤組という世界チャンピオンを生みました。
 また、女子の重・木下組はバルセロナで5位、アトランタでは銀メダル、シドニーでは8位と3大会連続で入賞しました。
 女子は1987年から99年まで資生堂カップ国際レースが開催されてきました。スキッパーが55キロ前後、クルーが65キロ−70キロ前後、二人の合計体重が120−125キロくらいのチームがオリンピックを狙っています。

ダブルハンド・
センターボードボート

二人乗り

全 長

4.70m

全 幅

1.68m

重 量

120kg

セイル面積

 

 メンセイル

12.7平方m

 ジブセイル

3.6平方m

 スピンネーカー

10.0平方m



スナイプとは

 SNIPE(スナイプ)級は1931年にアメリカの William. F.Crosbyにより設計された、2人乗り競技用ヨットで、日本には1947年に初めて導入されました。その後、国民体育大会、高校選手権、大学選手権、実業団選手権の正式採用種目となり、国内で最も普及しているヨットの一つです。2004年現在、世界中で約30,200艇が建造されており、国際的にも非常にポピュラーな競技用ヨットです。
 複雑な艤装はなく、シンプルな構造になっているのが特長です。これにより、初心者でも短期間で操船技術を習得することが可能です。競技者の年齢層も15〜60歳と幅広く、長期間継続できるマリンスポーツとして親しまれています。道具(ヨット)の差が出にくいという競技特性により、この種目で勝利するには 高いレベルでの技術、体力、精神力が選手に要求されます。
 現在、国内では大学選手権以外にも、一般、女子、シニア、ジュニアのカテゴリーで全日本選手権が開催されており、各カテゴリーでの世界選手権も実施されています。また、次期オリンピック採用種目としても検討がなされており、今後ますます発展していくクラスとして注目されています。

ダブルハンド・
センターボードボート

二人乗り

全 長

4.73m

全 幅

1.68m

重 量

172.8kg

セイル面積

 

 メンセイル

6.20平方m

 ジブセイル

3.70平方m



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